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2024年6月15日
TVを付けていると、インバウンド観光客に対して「日本のどこが素晴らしいか」などという島国根性丸出しの自画自賛番組を見させられることがある。お約束のように「日本の街は世界一綺麗だね」などというリップサービスを全ての外国人が言っているかのような編集を行い、視聴者に対して「さあ、気持ちよくなってね!日本(人)を褒めてくれてるよ!」的なことを未だに飽きずにやっている。その外国人の中には恐らく「思ったほど綺麗ではないね。ゴミも沢山落ちているし、貼り紙も多い。美的感覚を疑うよ!」とか「私の国の方が断然きれいだわー」なんて辛口のコメントを残す人だっているはずだが、当然ON AIRはされない。。だってそうでしょ。本当にゴミは沢山落ちているし、幟や看板も無秩序に無数に林立しているし、美しさの欠片もない自動販売機に溢れている。建物の中に入っても、「んなもん、内装工事の時にやっておけよ」と言いたくなる注意喚起の貼り紙や案内図らしき紙が壁を覆っていて、美意識だけでなく計画性のなさも疑いたくなる。
街中だけでない。郊外に行けば捨て看板や幟が至る所あり、折角の自然を愛でる気持ちも萎えてくる。嘘みたいな本当の話だが、以前やんばる(東側)にドライブに行った際に、道路際を何百メートルかの長さで「きれいに走ろう、やんばる」という幟の大群に驚いた。「いや、あんた(幟)が一番汚いでしょう」と1人でツッコんだものだ。
しばしばサッカーの国際大会で、「試合後に日本人サポーターが観客席を自主的にゴミ拾いして他国のサポーターから称賛を浴びた」という報道がなされ、「やっぱり日本人って素晴らしいね!」と言わせたいのだろうが、一方で「河原やキャンプ場でBBQした後のゴミが放置されており、近隣住民を悩ませている」という報道も見られる。要は「人前ではゴミ拾いをするが、人の見てないところではゴミをポイ捨て(放置)する」ということではないだろうか。車の運転をしていても、未だにタバコのポイ捨てを見ることがあるし、中央分離帯の草むらを見ると無数のゴミで溢れている。正直こっちの方がやっかいだ。だって行政による清掃だって見えない場所じゃやりにくいでしょう。
釣り場に行けばいい歳のオジーが平気でゴミを放置して帰るし、若い人もコンビニで買った飲料やパンの包みを放置していることなんて日常茶飯事だ。
日本のTVが「日本人のダメさ」の特集をやるより、「やっぱり日本っていいね!」で視聴率を稼ぎたいだけなのだ。別に自国や自国民を卑下する気持ちもないが、正直「日本人ってフツーでしょ」と思う。