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2024年9月22日
連日日本を沸かせている大谷翔平選手の活躍。50-50も難なくクリアし、55-55を伺う勢いだ。日本を唯一明るくするニュースだけに、メディアも過熱気味だが、我々の予想を遥かに上回る活躍はもはやスーパースターというより、日本の、いや野球界の英雄と言った方が相応しい気がする。野球の内容についてここで素人がコメントする気もないが、いつも感心させられるは、彼のインタビューでの人間力だ。実に淡々と回答しているようだが、思考の深さを感ぜずにはいられない。多くを語らないが、その短いコメントに彼の思いが凝縮されて、決してそっけなさや言葉足らずの印象を感じさせない力は、我々凡人でも是非とも見習いたい部分だ。コメントのバランス、というか匙加減が絶妙なのだ。喋り過ぎず言葉足らずでもない。そこには同僚や相手に対するリスペクト、反省点や良かった点、周りへの感謝やこれからの目標が短いコメントに凝縮されているのだ。それでいてウィットに富んでいて適度なジョークや笑いを織り交ぜて飽きさせないのも凄い。計算してではなく、彼の人間力が本能的にそうさせるのだと思うが、極め付きはシーズン前の通訳の賭博事件での会見だった。それまではメディアを中心に大谷翔平選手への疑惑を深める流れだったが、この会見を境目に一挙に関与の疑惑を払拭した。これも会見の彼の言葉の選び方や話し方などに一切の疑念を感じさせるものがなかったからで、手のひらを返したように同情やシーズンへの影響を危惧する声に世論を変えたのだ。大谷選手が大谷選手である所以はプレイだけでなく、この辺にあるような気がする。個人的には数字なんてどうでもいいから、この先も末永く彼のプレイやインタビューを見ていたい。